寝返り
窒息事故はなぜ起こる?
おすわりまでの時期の子供には
「じっとしているようでよく動く」
という特徴があるからです。
この時期の子供の特徴と
事故例を見てみましょう。
おすわりまでの時期の
特徴と事故
特徴1
じっとしているようでよく動く

たとえば…
- ・寝返りができない時期でも、手足をバタバタさせ、動くことがあります。
- ・5か月くらいになると、寝返りをうつようになります。ただ、寝返りが上手になるまで、自分で元に戻れないことがあります。
だからこんな事故が起こります
- ・寝返りをしたときに、うつぶせになり、窒息する。
- ・バランスを崩して、ベビーチェアから転落する。
- ・オムツ交換台から転落する。
特徴2
自分の意志でものを動かせない

たとえば…
- ・4か月くらいでは、自分の思ったとおりに、ものを動かすことができません。
だからこんな事故が起こります
- ・顔にかかったタオルを取り払えずに、窒息する。
特徴3
手に触れるものをつかむ

たとえば…
- ・6か月くらいになると、手を伸ばして、体のそばにあるものをつかむことができます。
だからこんな事故が起こります
- ・小さなオモチャやボタン電池等を誤って飲み込む。