歩く

溺水事故はなぜ起こる?

つたい歩きからひとり歩きまでの
時期の子供には
「バランスを崩して転びやすい」
という特徴があるからです。
この時期の子供の特徴と
事故例を見てみましょう。

つたい歩きから
ひとり歩きまでの時期の
特徴と事故

特徴1バランスを崩して転びやすい

たとえば…

  • ・頭が大きくて重いため、バランスをうまく保てません。
  • ・1歳、2歳くらいは歩きはじめで、まだ転びやすい時期です。

だからこんな事故が起こります

  • ・水のたまっている浴槽をのぞきこみ、浴槽内に落ちて溺れる。
  • ・目を離した隙に、つたい歩きをしている子供がひっくり返って頭を打つ。
  • ・カーペットにつまずき、転ぶ。

特徴2ひとりで歩けるようになる

たとえば…

  • ・1歳6か月くらいになると、ひとりで歩くことに慣れてきます。
  • ・ちょっと目を離すと、思いもよらないところに行くことがあります。

だからこんな事故が起こります

  • ・目を離したすきに階段に行き転落する。

特徴3好奇心が旺盛である

たとえば…

  • ・1歳6か月くらいになると、大人の真似をします。
  • ・戸棚や引き出しに興味を持ち、開け閉めをして遊びます。
  • ・高いところに上ろうとします。
  • ・ベランダに出てしまうこともあります。

だからこんな事故が起こります

  • ・大人の真似をして、はさみを使い、ケガをする。
  • ・引き出しを開け閉めして遊んでいるうちに指をはさむ。
  • ・高いところに上って窓から外に出てしまう。
  • ・ベランダから外に出て、身を乗り出して転落してしまう。